認知症に悩む方々の相談事例

  • 訪問介護サービス中(身体介護・生活援助)に利用者様(80代男性・要介護2)が、食べ物などの物をしつこくくれようとします。丁重に穏便に断り続けても、聞いて頂けず、それでも断り続けると機嫌を損ねてしまい、サービス拒否されてしまい、「もう来んでもいい」と激怒され、困り果てています。どうしたらよろしいのでしょうか

ケアマネジャーからの回答

  • ケアマネジャー 1
    認知症の方は割と皆さん何かしらあげたがります。なので、セオリー通りというか「ひと段落したら後でいただきます!」と言って、お尻の方の時間は「あっ!時間がない。次のお宅に行かないと!ごめんなさい。次回いただきます!」と言って去って行くしかないかなぁ。
  • ケアマネジャー 2
    本人には「(物を)もらうと仕事ができなくなる。会社から首(解雇)されてしまう」と伝えましょう。それでも渡す事を辞めなければ本当にヘルパー派遣を一時中止にし、本人には支援がないと困る事を実感してもらうように働きかけるではないですか?
    もちろんこのような事をする前にはケアマネさんにも相談しヘルパー派遣が困難になる事は伝えてください。
  • ケアマネジャー 3
    あなたが困っている要因をもう少し掘り下げてみてはどうでしょうか。
    なぜ困るのでしょう?普通に考えれば、サービス提供が受けられなくなって困るのは利用者のはずです。でも、困っているのはあなたなのですよね。
    この方は認知症なのですよね。ヘルパーが来なくなったら、「なぜヘルパーが来ないんだ!」と電話を掛けてこられるのですか?
    利用者がヘルパーに対してもらってほしいと差し出している食べ物は、利用者本人が自身で購入されたものですか?それともヘルパーが買い物支援を行なって購入したものですか?
  • ケアマネジャー 4
    確か契約書に「受け取れない」と明記してあるはずですね。つまり「契約違反」、「もう来なくていい」ではなく「これ以上続くと来られません」と逆にはっきり言ってしましたほうがいいと思います。また「包括支援センター」の職員など「中立な立場の方」に中に入ってもらい仲裁してもらうとか。あくまで契約して行っている旨を強調したほうがいいと思います。
  • ケアマネジャー 5
    その方のケアマネとキーパーソンへ相談をしてみてはいかがでしょうか?それが第一歩だと思います。
  • ケアマネジャー 6
    どうしても人に物をくれたい方がいらっしゃいます。
    丁重にお断りしても受け入れができない利用者さんもいます。
    訪問介護で働いていた時は、一度断ってもしつこい方や認知症の方からは一旦頂き、事業所に持ち帰り分けたり処分したり(期限切れの場合もあるので)していました。
    認知症の方は、本人にわからないように冷蔵庫に戻したりもしていました。
  • ケアマネジャー 7
    管理者や家族、ケアマネと相談し、1度受け取り、家族に渡すという流れとかを作ってはいかがですかね
  • ケアマネジャー 8
    お疲れさまです。

    お世話になっている方に何かをあげる事がその方の喜びなのだと思います。遠慮なく頂いて本人さんに喜んでもらえる事が双方にとって良い事ではないでしょうか。
  • ケアマネジャー 9
    まず上司やケアマネ、キーパーソンとなるご家族等に状況を伝えどう対応していいか相談します。
    その場で食べないといけないような物であれば、コロナ等の感染症が流行しているので利用者宅で貰ってはいけないと決まっており、違反すると仕事をクビになるので貰えないとお伝えすると良いかもしれません。
    持ち帰れる物や長期保存が出来る物であれば、あえて一旦受け取り後日ご家族にお返しするのも良いかもしれません。
    ただいずれの対応をとるにしても、担当者会議で決めるのが良いのではないかと思います。
  • ケアマネジャー 10
    物を受け取ればご本人が満足されるのであれば、事前にご家族・事業所の管理者・ケアマネジャー等と情報共有し「ありがたくいただきます。」という設定にするのが良いかと思います。実際の物は返却するのか、廃棄するのかは事前の相談での検討事項になるかと思います。一番重要なのは、ご本人が「気持ち良く」サービスを利用できるように場面設定を行うことでしょうか。
  • ケアマネジャー 11
    会社の方針を伝える
  • ケアマネジャー 12
    そういう利用者様はだんだん少なくなってきている様に感じます。会社的に頂けない事をサ責に説明してもらったらどうでしょうか
  • ケアマネジャー 13
    人の恩義に自分のできる範囲で報いたい。人からありがとうと言う何かしらの言葉を聞きたい。人の常ですよね。私もCMなりたての頃は律儀にお断りして利用者が気分を害される場面を何度か経験しました。お茶やお菓子程度であればその場でいただいて帰ります。持ち帰りを強要されるときは初回の時のみ、受け取れない趣旨を説明し一応お断りしますがそれでもと言われるときはご挨拶としてのお気持ちを汲み、次回からは遠慮いたしますと断りを得て頂くこともあります。クライアントに認知症もありそれが原因で後でケアマネが嫌な思いをした経験があればあるほど敏感になるでしょう。ご家族がいれば頂くにしても今の利用者様の状況を説明し自分の立場を明らかにしておくのが良い場合もあります。モニタリング時に相手の懐に入れるようなざっくばらんさや馴染み感を醸し出すことが出来ればもう少し断りやすくもなるでしょう。
    相手はこころの距離を縮めようとして、ものを上げる手段を取っている場合も考えられます。こちらの頑な態度を読まれてしまっているのかもしれません。正解は一つではないと思います。それが対人援助の難しいところですよね。リラックスして頑張ってください。
  • ケアマネジャー 14
    責任者に説明してもらうのもいいと思います
  • ケアマネジャー 15
    あるあるのお話ですね。
    贈答物は受け取らないと契約で説明していても、ご厚意としてお渡ししようとされる方は多いです。丁重にお断りしていますが、中には同じように機嫌を損ねてしまう方もいるため、その際は「最初で最後」という約束をいただいて有難く受け取ることにしています。そして所内に戻り管理者へ報告をしています。あまりに断ってしまうと、相手に対して失礼になってしまうかなと思います。受け取った後はどうされるかは自由かと思いますが、時に折れても良いのかなぁと思います。
  • ケアマネジャー 16
    管理者と同行訪問して話し合いをされるのがいい
  • ケアマネジャー 17
    もらってもらうことが本人様の楽しみになっているのなら、強く拒否する必要はないのではないですか?
    事業所としてありがたくいただいてみてはいかがですか。
  • ケアマネジャー 18
    ありがたく、頂いてはどうでしょうか?
  • ケアマネジャー 19
    重要事項をもって再度説明します。
    それでも分かっていただけない時は、法人内の、特養ショート、デイなどで消費することがあります。

トップにもどる